小売業歴30年の52歳の夫が転職活動を始めて4ヶ月が経過しました。
早く落ち着いて欲しいと願う日々です。
こんにちは、にじうおです。
ここでは
50代の夫の転職活動の現実や、妻視線の感想などを書いています。
今記事の内容は
- そもそもなぜ30年も勤めたのに辞めてしまうのか
- 夫が30年勤めた会社を辞めてしまう妻の気持ち
- 30年勤めた会社を辞める時に大切なこと
私(妻)目線での思いも書いていますので、
アラフィフでの転職を考える夫を持つ女性の励みになれば嬉しいです
50代アラフィフ夫の転職活動記。そもそもなぜ30年務めた会社を辞めてしまうのか。

なぜ辞めるのか興味のある方だけどうぞお読みください。
どんどん変わる社会情勢に追いつけるよう変化し続ける小売業。
変わりゆく社会情勢を自分自身でも感じながら、会社への見方や考えもどんどん変わるのです。
夫自身の「仕事が面白くない」と思う理由はこうでした
利益を上げること。
その目標に向けた取り組み方や考え方が、会社と正反対になってきた。
私が読み取るに、夫は
会社と同じ目標を持ち実績も挙げているが、そのプロセスが「評価されない」。
違反や不正をした結果なら理解できますが、
自身で考えて汗水流して取り組んだ結果が長年評価されないことが続くのです。
決して高くない給与と転勤族で地に足もつかないなか、仕事でやりがいを感じられないことはとてもストレスだったに違いありません。
ストレスを感じ始めると、会社への批判や愚痴が多くなります。
「このままあと10年続けたいとは思えない。。」
という考えが、
会社を辞め転職を考えるきっかけでした。
50代アラフィフ夫の転職活動記。夫が30年勤めた会社を辞めてしまう妻の気持ち。

これからどうなる…
当然、妻であるわたしは不安です。
1年後、食いっぱぐれてるかも。
子供の給食費が払えなくなったらどうしよ。
とか、底なしの不安です。
退職とは違う方法でどうにかならないかを夫と一緒に考え続けていました。
でも
なんの行動も起こさないままストレスに耐え続け
「楽しくない」「イヤだ」と思う会社へのお勤めを我慢しているうちに
だんだんと正気が消えていく夫。。

このままではアカン・・
我が家の場合、
ポイントは妻の私が「同業職」であることかもしれません。
私自身も総合スーパーの正社員としてとても疲れていました。
夫が持って帰ってくるストレスを痛いほどよく理解できました。

こんな人生で後悔しないだろうか・・

他に稼ぐ方法を考えるしかない!
そしてわたしは退職したい夫の背中を押し
どうにか人生を好転させる方法を探り始めました。
50代アラフィフ夫の転職活動。30年勤めた会社を辞める前の5つの大切なこと。
夫が特に注意して実践したことは次の5点でした。
- 仕事がないまま変わらずに暮らすことができるタイムリミットをわかっておく
- 退職日を決め、その3ヶ月前までには直属の上司へ伝える
- 退職までの3ヶ月間は転職に向けて”自分第一”の働き方をする
- 退職後の家族の健康保険・年金・各種税金がどうなるかを把握しておく
- お世話になったたくさんの諸先輩や上司部下にもれなく挨拶を済ませる
5項目の詳細をまとめてみます。
仕事がないまま変わらず家族が暮らしていけるタイムリミットをわかっておく
つまり、「貯金」がいつまで持つか
ということですね。
転職するなら、いつまでに再就職しないといけないか
という期限を設けることが重要でした。
なぜなら
厳しいと言われる「50代の転職」ですから
目標もなくズルズルと時間を使ってしまわないようにするためです。
目標設定の姿をアピールしてもらえると妻も安心してもっと応援したくなるものです。。
退職日を決め、3ヶ月前までには直属の上司へ伝える
就業規則には、「退職希望日の1ヶ月前までに申し出ること」 とありました。
だけど、アルバイトではありませんから、常識的に考えて最低3ヶ月前がいいかと思います。
まず直属の上司に退職の意思を伝えた後に、
さらにその上の管轄部署のトップに当たる上司に退職意思を伝えます。
管轄部署のトップに退職意思を伝える時に夫が注意した大切なことはこうでした↓
- 会社に対する批判的なことを言わない
- 退職理由に”人生観”を入れる
- これまでの感謝を述べる
特に、退職理由に”人生観”が入ることがとっても肝心だったと今でも思います。
その理由は
50代で転職を申し出て「オッケー、わかった」とすんなり話が進むとは思えないからです。
それに、
人生観を深く話すことで心を開いて話しているという「人間らしさ」が伝わります。
ストレスを浴びる会社の中でも、近い人とはコミュニケーションをしっかりと取っておきたいですよね。
退職日までの3ヶ月間は転職に向けて”自分一番”の働き方をする
30年間の務めを振り返ると、
いつも仕事仲間に迷惑をかけたくない気持ちで自分のことは後回しにしていた我が夫。
退職するまでの3ヶ月間くらいは、転職活動のための時間を確保できるように仕事のペースを落としました。
退職の3ヶ月間で夫が実施したこと
- 転職サイトへの登録
- 求人企業への応募
- 面接への念入りな準備
50代のいい歳をした大人ですが
転職サイトへの登録とか簡単なことさえもほぼ初体験です。
初めてのことって、誰でも戸惑うし、
自信を無くしてしまうきっかけになってはいけないなと思うので妻である私も一緒に見たり手伝ったりしました。
手伝いは、始めだけ。
あとは転職に向けての本人の自分のペースに任せてみました。
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退職後の健康保険・年金・税金がどうなるかを把握しておく

せめて、大切なことがどうなるのか
何もわからんままで辞めようとせんといて
↑妻の意見です。
この辺りのことをしっかり調べて把握してくれているだけで、
不安になっている妻や家族が少し安心感を取り戻せるのです。
転職する本人が一番不安だと思うのです。
でも、一人ではないです!
押さえるポイントはしっかり押さえましょう。
- 国民健康保険、国民年金に切り替える方法
- 保険料、年金の免除の申請方法
- 確定拠出年金の移管方法
- 税金の還付申告の方法
- 社宅の場合は退去方法
お世話になった諸先輩や上司部下に挨拶を済ませる
30年在籍すれば、いろいろな出会いがあったと思います。
「ありがとうさようなら」ではなくて、
「退職するけど変わらずこれからもよろしくお願いします」という気持ちで挨拶して欲しいと思います。
相手の立場に立てば、その方が好印象だと思いませんか?
退職を知らせるのは職場の身近な人には1ヶ月前。
なかなか会えないけど仲間として繋がっている人には1週間前くらいがいいかと思います。
1度きりの人生を諦めずに生きているアラフィフを応援しています♪
参考記事→辞めると決めてから退職日までに実行する3つの大切なこと
追記:就職活動5ヶ月目のこと
30年勤めた小売業である某総合スーパーの正社員を辞めた夫は、
就職活動5ヶ月目にして再就職をゲットしました!
心配をかけた同僚や諸先輩がたに早く報告して安心してもらいたい。
「新しい会社での試用期間が無事に終わったらみんなに報告する」と慎重な旦那。
50代の転職が厳しいと言われる中、本当に良かったです。妻涙!
私が気づいた「50代の転職活動の特徴」を書いた記事はこちらです→50代の転職活動|応募した会社から返事がこないのは普通?
夫が再就職してから2ヶ月がたちました。
収入は以前と比べると少し下がっています。
そして夫の週間労働時間も少し長くなりました。
しかしながら
「もっと早く退職して頭を切り替えればよかった」と転職したことを喜んでいます。
精神的にとってもくたびれていた様子がなくなり私は本当に安心しました。
ただ、家計は厳しい‥。
夫をラクにするためと、もっと楽しい暮らしを手に入れたい。
そんな私も在宅ワークに取り組んでいます。
参考記事→自宅で月3万円稼ぐってどうやってるの?一人っ子ママの私にもできたブログの仕事をご紹介します